街で見かける行列をたどるとラーメン店、ということが少なくない昨今。そういえば、大阪学院大学には大阪市内で行列が絶えない「人類みな麺類」をレポートしたこともありました。その姉妹店、立命館大学大阪いばらきキャンパスにはその姉妹店の「みなめんcafe」もあります。
大阪学院大学の「人類みな麺類」レポートはこちら
なぜか関西圏のキャンパスで目に留まるラーメン店の出店。さらに2024年4月には、関西学院大学西宮上ヶ原キャンパスに西宮で愛されている「らぁ麺 たか和」がオープン。世の中のラーメン愛に背中を押され、食べに行ってきました。
関西学院大学は最寄り駅である阪急今津線の甲東園駅か仁川駅から、のんびり坂道をのぼって15分ほどの、閑静な住宅地に佇んでいます。正門を入ってすぐの芝生広場は学生だけでなく、近所の(と思われる)親子連れや子どもにとっても憩いの場です。
ヴォーリズ建築が美しいキャンパス。撮影したときは、芝生広場にはまったく人がいませんでした…
さて、めざす「らぁ麺 たか和」があるのは「学生会館新館」。この芝生広場から少し離れたエリアに位置しています。
こちらが学生会館新館。総合体育館を目印に歩くとわかりやすいです
「らぁ麺 たか和」は学生会館新館の地下1階、階段を降りてすぐのところにあります。入口で食券を購入して、注文をします。
麺メニューはお店でとんこつスープを炊いているという「こく旨らあ麺」と、和風だしととんこつスープをブレンドした「あっさりらぁ麺」の2種類があり、どちらも750円。味玉(120円)、肉増し(チャーシュー3枚、200円)のオプションもつけられます。このほか、ごはん(100円)、ミニチャーシュー丼(250円)、餃子(6個、200円)、唐揚げ(2個、240円)のサイドメニューもあります。
券売機の前で「気分的にはあっさりだけれど、やっぱりド定番のとんこつオンリーを食べるべきではないか?」と、ガチで悩む筆者
どちらにしようか悩んだ結果、「こく旨らぁ麺」の食券を買い店内へ。食券をスタッフに渡し、カウンターでトレイを手にしばらく待っていると、ラーメンがでてきました。このときのトッピングはチャーシューのみ。「隣にある台で、ご自由にトッピングしてください」とスタッフの案内を受けて台を見ると、もやし、きくらげ、わかめ、紅しょうが、薬味類がドンッと並んでいます。
トッピングはラーメン鉢に入るだけ盛り放題!
きくらげが大好きなので、ほかのトッピングより多めに入れちゃいました
まずはスープからいただきます。とんこつスープということで、コテコテな味をイメージしていたのですが、旨みはありつつ、ほどよいコッテリ感。思わず飲み干してしまったほどです。麺は細麺で、濃すぎないスープとバランスがよく、あっという間に完食。食後感も軽やかで、これならミニチャーシュー丼もおなかに収まったかも……。
平日は昼営業と夜営業、そして土曜日と祝日は昼営業もあるので、一般の方も訪れやすいのがうれしいところ。今度は「あっさりらぁ麺」とミニチャーシュー丼を食べに、お邪魔したいと思います。